波動転写機発祥のきっかけ、波動と健康。

わたしたちの健康は５つの要因(生命エネルギー、食物の波動、呼吸の波動、生活習慣、環境の波動)から成り立っています。
ここでいう健康とは、ただ『病気になっていない』ということではなくて、
『エネルギーや意欲にあふれている状態』
のことを指しています。

（１）生命エネルギー

『気の流れを整える』
『自律神経のバランスを調整する』

これは表現は違いますが、同じ意味です。

わたしたちの体は、６０兆の細胞（タンパク質）と、それを有機的につないでいる微弱なエネルギーから構成されているといわれています。
この微弱なエネルギーの流れやすい道筋を、中国医学では経絡といい、経絡の中継点をツボと呼んでいます。また、微弱なエネルギーは、人間の細胞から滲み溢れ出ている微弱な電気として検証することができます。 この生命エネルギーの流れが妨害されたとき、その個所から病気が発症することになります。この微弱な生命エネルギーを、どうしたら順調に体中をすみずみまで流れやすくするかが健康のキーポイントなのです。

こうした意味で、有効に活用できないかと考案したのが、波動転写機『FIT』です。
左右の手をFITに乗せて、左右の気の流れを同調させ、ズレを調整することで、気の流れを整えることが狙いです。

《気功師による実験》
山梨県甲府市のある病院で、気功の先生による実験を行ったことがあります。
先生が、「患者に気をいれる」と、その場で患者の顔がピンク色になり元気になったようにみえました。しかし、数時間後にまた元に戻ってしまいます。病気の度合いによって、気の抜ける時間が違うようでした。この実験に出会い、なんとか家庭で「気を入れる」ことができないかと考えたのが、波動転写機(FIT)のはじまりです。

（２）食物の波動

食べ物は、体を構成する６０兆個の細胞の基本です。
食べ物は体内で消化され、必要部分に吸収され、不要部分が排泄されていきます。
このプロセスで、必要部分が十分に吸収されているか、不要部分が十分に排泄されているかどうかが、健康であるかどうかの分かれ目なのです。

食物も波動を持っています。その波動は、体に同調するものであるかどうか。体が必要とする量をオーバーしてないかが、問われるところです。
食物の適否を東洋医学では『陰陽』で、西洋医学では『カロリー』で主に表現しますがこれは西洋医学では量を中心に、東洋医学では質に主眼を置いて考えているからです。
東洋医学では、食べ物の『陰性・陽性』の説明はしますが、それをどの位食べればいいのか、量の説明はほとんどありません。量は自分の体が、心地よい最適を知っているはず
というのかもしれません。しかし、人間はしょっぱいものは、限界を越すとのどが渇いたりもう嫌だと感じますが、甘いものは度を越しがちですから注意する必要があります。

現代は、栽培技術や輸送手段の発達で、季節感がなくなりました。
いつでも、世界中どこの果物でも手に入れることが出来ます。体を冷やす熱帯地方の果物も、体を温める寒冷地の果物も、お金さえ出せば口にいれることができます。
冬に暖房の中で冷たいビールや、体を冷やすコーヒーを何杯ものみ、防腐剤の入っているファーストフードで食事をすます。若い女性の肥満は８０％が「冷えが原因」といわれるように、体からみた自然に逆らった現状に原因があるのです。
女性は痩せることに強く関心を示しますが、食べ物のもつ『陰陽の波動』に注意し、｢体の冷え｣を取れば、健康とともに確実に痩せることができます。『陰陽の波動』とは、表現を変えれば、その時の自分に同調する波動のものを食べるということです。

《ある病院で出会った夫人》
体が冷えてどうしようもありません。病院で薬を調合してもすこしも効果がありません。お医者さんもサジを投げてしまいました。
病室を見渡してみると、お見舞いに立派な果物かご。山盛りのドリアン。聞けばインドネシアへ旅行したときに食べたドリアンが大好きでわざわざ取り寄せて食べているとのこと。熱帯の果物は熱い環境で体を冷やすためのもの。それをせっせと食べながら、体が冷えると嘆くのは、マッチポンプもいいところではありませんか。
必要としない体の波動に逆らった食べ物のいい例です。

インドを征服したイギリス人が、体によいと緑茶を持ち帰って飲んだところ。イギリス本土で飲むお茶は全然、美味に感じられない。そこで更にその緑茶を蒸してのんだところイギリスの気候風土に適ったお茶が生まれた。紅茶の起源です。
気候風土にあった波動をもつ食物を摂取すること。食べ物が溢れみだれてしまった現代こそもっともっと必要な知識なのではないでしょうか。

アレルギー体質から、食べてはいけない食物を指定される子供が多くなりました。
悲しいことです。アレルギーの原因と言われれば、食べることができません。

《九州大分県のある病院》　
九州大分県のある病院では、きっと波動がそのこどもに同調していないのではないかと考えて、波動転写機を使って患者とアレルゲンの食物波動を同調させて食べさせてみたところ、アレルギーを発症しませんでした。食物を制限しないで住むので栄養の偏りもなくなり、アレルギー治療もやりやすいと聞きました。
多くの病院で、数多くの患者に試してくれると有り難いですね。

（３）呼吸の波動

呼吸は、吸うよりも『はく』方が大切です。
自律神経失調症には、ゆっくり何回も細く「はく」事を繰り返すのが効果的です。

東大教授三木成夫博士によれば、大昔、水中から陸上に上がった人類は、寄せては返す波の４拍子のリズムを延髄の呼吸中枢に残したそうです。穏やかに落ち着いているとき人類は４／４拍子、３２秒のリズムで呼吸をしています。人間の普通に歩くリズムが４拍子ですね。こうしてみると４拍子がわたしたち人類の基本リズムといえます。
病気のとき、落ち込んでいるとき、思わず知らず、呼吸が浅くなっていますね。
脳卒中などで、いびきを書いて寝ているとき、重篤のときは２５秒リズムになるそうです。生命の根幹のリズムが狂ってくるのでしょう。

弊社の波動転写機(FIT)は、４拍子のリズムで波動転写するように工夫してあります。
こうしたことによって、体の弱い人やお年よりの方々に、あるいは体調が不調な場合に、生命の根源のリズムを取り戻して貰えるようにと改良を加えてあります。
４拍子に変えてから波動転写をしても疲れなくなったという声を、何人かの方から頂き大変嬉しく思います。

（４）生活習慣

人間の体は、基本的に、太陽が上がると目覚め、沈むと寝るようになっています。
交感神経と副交感神経に代表される自律神経は、おきて活動するとき交感神経が、リラックスして休むときには副交感神経が、それぞれ自動的に交互に働くようにできています。ですから、副交感神経の働きが弱いときには、リラックスができない。
リラックスができない、どうも眠れないというときは、副交感神経の働きが弱っているということになります。

また、交感神経は心臓など循環器に関する働きを司り、副交感神経は消化器の働きを活発にする役目を持っています。

ですから、食後、眠くなるのは、食物を消化する消化器が発動するために副交感神経が働いていて、その分交感神経はやや休みの状態なので、血液循環がにぶくなるからです。
昼食後のお昼寝などは、非常に理に叶った生理状態のなのですね。

それが夜更かし、暴飲暴食など、自然の理に逆らった生活を続けたり、ストレスが溜まってくると、自律神経のバランスが崩れてきます。
副交感神経の働きが弱って、消化不良・不眠・いらいらが発生、交感神経の働きが弱って、血液循環が悪くなり、冷え性となり半健康人の仲間入りということになります。

ひと頃、糖尿病などを成人病と呼んでいたのが、いつのまにか生活習慣病と称するようになりましたが、これは成人になる前に生活習慣の乱れから若くても「成人病」になる人が多くて、成人病という言葉ではくくりきれないようになってしまったからです。

早寝早起き。軽い運動。適度な緊張とリラックスのリズムある生活。
これを２週間も続けると、体が顕著に変わってくるのが感じられます。

（５）環境の波動

　 環境は、自然環境と人口環境とに分けて考える必要があります。
人工的環境問題については、ダイオキシン・PCBなどホルモン攪乱物質の重要な問題があり、いろいろな所で論じられていますので、ここでは自然環境について説明致しましょう。

本来地球は大きな磁石であるといわれています。
この磁石の上で磁気の影響を受けて、私たちは生活しています。
電気が流れれば、同時に磁場が発生するように、磁気と電気は切っても切れない関係にあります。非常に弱い電気が流れている人体は、また弱い磁場をもっているのです。
地球上、日本あたりは０．５ガウスの磁気があるといわれています。

台風や雨近づくと、頭が痛くなるという人がいますね。
この人は、自分の住んでいる場所の時期が微妙に変化するのを無意識にキャッチしているのではないでしょうか。
一方、自然治癒力や免疫が強い人がいますが、言葉を変えると、この人は地球との同調度が高いということです。
人体にとって良い波動を提供するより良い方法。住環境の悪い波動をどう除去すればいいか。これが、私たちの今後の研究課題です。